2000年代、わりと最近の作品です。稲取のつるし飾りが注目され、つるし飾りを作る人や、様々な場所で販売される様になった頃です。人形の形態や生地の使い方に工夫が凝らされ、ちりめんの質感を活かした金魚等が見受けられます。また、つるし飾りのを吊るす傘の部分が藤を使ったりと豪華な印象です。稲取でもつるし飾りを作るのが上手な方が、親戚の子供の健康を願い贈られた、本格つるし飾りです。

前田家
所蔵小林奈々
制作年2006年
サイズ250×250×1850 (mm)
配列5本 55個